千葉県市川市で屋根塗装工事を行いました。
今回は屋根塗装工事の施工事例をご紹介します。
【ビフォーアフター】
【はじめに】
こちらの写真をご覧ください。
この茶色がかったような、黄色がかったものは全てカビです。長年の雨風によって屋根材の防水性が低下したことで、カビや錆が発生しています。屋根の撥水力も低下し雨が染みやすくなっているということです。
板金部分に関しては浮きも見られます。板金部分の浮きや錆、釘折れなどは雨漏りの原因にもなりますのでしっかりと修理・補修を施してから屋根塗装の準備に取り掛かります。
【施工工程】
屋根足場の組み立て
屋根が急勾配のところは、作業効率と安全性を考慮し屋根足場を設置します。
雪止めの設置
昨今では異常気象により関東でも大雪が降る年が増えました。
その時役に立つのがこの「雪止め」です。
雪止めを設置することにより、積雪の際、雨樋の破損や付帯物破損を防ぐ効果があります。
また、雪は時間が経つと共に硬くなっていきます。硬くなった雪が屋根から落ちてきた際、歩道に落ちて人に当たってしまったら危険ですし、車のボンネットに落ちてきて凹んでしまう・・・なんてこともあり得ます。そういった事故を未然に防ぐためにも、お見積りの際に雪止めの設置を検討してみるのもおすすめです。
高圧洗浄で屋根をきれいに
屋根塗装に欠かせないのがまず、屋根の洗浄です。
屋根をキレイに洗浄することで後に塗る塗料の密着度が高まり、色ムラのないキレイな仕上がりになります。
使用している高圧洗浄機は、一般家庭用のものではなく専用の高圧洗浄機を使用しているので威力が違います。瓦一枚一枚、瓦の隙間や棟板金との隙間などキレイに丁寧に洗浄し、仕上げていきます。
鉄部(棟板金)の錆落とし
棟板金の錆を落とし、錆止めを塗装していきます。
板金が浮いているところは釘を打ち直し隙間なく仕上げます。
屋根塗装(下塗り)
屋根の塗装では、「下塗り」「中塗り」「上塗り」と3工程あります。
そのうちの下塗りとは、屋根と塗料を密着させる役割を持っている重要な工程です。
塗り残しがないようにしっかりと下塗りをしていきます。
中塗り・上塗り仕上げで完成
お客様のご要望により2色で中塗りを仕上げました。
最後に上塗りをして屋根塗装は完了です。
【最後に】
カビや苔、棟板金の傷みが嘘のようにキレイに補修されています。
長く住み続けるためには定期的なメンテナンスが必要です。「屋根材に穴が空いてしまう前に」「雨漏りがしてしまう前に!」定期的に確認をしておくことで最悪な事態を防げます。
これからも、お住いにあったメンテナンス方法をご提案して参ります!